愛知県のぶっとんだ喫茶店「百万ドル」B級すぎてノックアウトされた件。

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旅した日:2017年3月14日~15日

愛知県犬山市の「桃太郎神社」に行った帰り、車でふぁ~っと道を走っていて様子がおかしい建物を発見しました。

その名も「百万ドル」

最初、この建物なんなんっ??こわいこわい!!ってビビりまくっていましたが、氾濫する色彩の中に「カラオケ喫茶営業中」という看板を発見。

喫茶店か~コーヒーでも飲んでいくかと意を決して入ってみました。(めちゃくちゃビビりまくって入った)

建物横の様子。タカラジェンヌのイラスト看板が張られていたり、2020年五輪アピールしていたり、なにがなんなのかもう思考回路がショートしそうな情報量。とにかくコーヒーはあるっぽい。

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入口を目の前にして、さらにビビる。というか、怯える。なにを表現したいのかもはや宇宙的な感じで凡人の私の脳みそでは処理エラー。

店内に入ってみるとさらに情報量の多さに完全に脳みそが悲鳴を上げ始める。もーあかん、もーあかんって(笑)

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偶然に見つけたこのお店、テレビや雑誌で紹介されまくっているそうで、週末には観光客やB級スポット好きがどっと押し寄せるそうです。この日は平日だったので、常連さんが2人ほどお茶をしていて時たまカラオケなんかをしていました。

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店内にはこのお店を訪れたお客さんの写真が沢山貼られていて、沢山の人に愛されているお店なんだなぁと思いました。

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この奇抜なアートを生み出し続けているのはマスターの大沢武史さん、昭和16年生まれ、御年76歳!百万ドルをオープンしたのは25歳だそうで、かなりの老舗喫茶店なんです。

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アーティスト魂に目覚めたきっかけは、純子さん(事実婚の奥さん)と息子さんが突然姿を消してしまったことだったんだそう。

「店がこんなんなったんはサー、女にフラれてサー、屋根がはげとったから自分でペンキで塗ってみたら、何だか無性に絵を描きたくなったんだわ」

「そんで無性に息子の絵を描いてみたくなったんだわ。それがうまく描けたもんでよ」

というのがきっかけらしい。

コーヒー1杯を頼んだだけなのに、武史さんのご厚意のサービス品でテーブルが埋まるくらいの食べ物をだしてくださいました。。「お腹いっぱいならヨー、パックあるからそれに詰めて持って帰ったらいいサー」

このお店は自分の居間のようなものだから、来てくれるのがうれしくて!みたいな感じのことをおっしゃってました。本当に人間が好きな人なんだなぁ・・って感動してしまいました。心もお腹もいっぱい過ぎ。

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他にお客さんもいなかったので、付きっ切りで接待してもらいました!

百万ドル、武史パワーが強すぎてお店を出た瞬間にどっと疲れが出ましたが、また愛知に行く機会があったらまた寄ってみたいと思います。

ありがとう!武史!

百万ドル

愛知県犬山市大字犬山字瑞泉寺31-1

車:中央自動車道小牧東ICより30分/電車:名鉄犬山線犬山遊園駅東口より1分

11:00~21:00(夜は予約制)ランチ営業、日曜営業、不定休

犬山市のオススメ宿

灯屋 迎帆楼

大正八年創業。文人墨客の宿として愛されてきた迎帆楼は、全室半露天風呂付・十室限定の宿として蘇ります。

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