清津峡のそばにアート作品の展示があったので寄っていきました。
うつすいえ
東京電機大学工学部建築学科の研究室と共立女子大学家政学部建築デザイン学科の学生さんによるプロジェクト。
その名の通り、うつす家。
床がガラス張りになっていて天井や展示物をうつしてます。
スカートはいてたら・・・
床は強化ガラスなので割れないとわかってても、そーっと忍び足で歩いちゃう。
足の下、床の下にパラレルワールドがあるように思えてきます。
次に見学に行ったのがフィンランドのカサグランデ&リンターラ建築事務所の作品「ポチョムキン」
ポチョムキンは、現代人が自然とどう関係を持つのかという問題の分岐点を示しているそうで、人間は、テクノロジーの世界の中でどうしたら存続できるのかという問題に対する長期的な解答を持っている作品とのこと。
田んぼの中に突如現れる、きっちりした秩序ある建物といった印象。ひとり相撲な要塞のようだなと思いました。
よく耳にするエコロジーな家とか自然派な家とかナチュラルな家とか。
無理に「自然」にすり寄って言っている感じがして(デザイン的にもコンセプト的にも)なんか薄ら寒いなと思っていたのですが、ここまでスパーンとした感じだと逆に気持ちがいいです。人の作ったものはどうしたって人工なんだっていう潔さみたいな。
この作品、もっと時間が経ってたとえば100年後に見たらまた面白いんだろうな。
たくさんの失われた窓のために
作家である内海昭子さんは妻有の自然に圧倒されて、それを邪魔しないような作品、慎ましく咲く花のような作品を目指したそうです。
カーテンは風にたなびき続ける。今も。ひらひらと。
マウンテンパーク津南内にある蔡國強の「ドラゴン現代美術館」
中国福建省徳化の登り窯を移築したものです。
これって美術館なの??登り窯ですよね??って??な頭の中。
実は最初は内部に作品が展示されて、それで美術館と名づけられたそうです。なるへそ。たしかに窯の中は空洞になってるもんね。
津南エリアにある不安定な感じの古民家。
中はこんな感じ。バンガローみたいな。
でも屋根裏部屋はちょっとメルヘンなの